2013.01~in Cebu

セブ島に到着したばかりの私にとって、そこでの出会いはまさに緊張と予想外の連続でした。

まず驚いたのは、その気候の暖かさです。
セブ島は1年中温暖な島で、日本人の私達にとって非常に暮らしやすい島であるというイメージが強かったのですが、私がセブ島に初めて上陸した1月の上旬には、既に夏に近いような気候だったのです。
やはり日本から飛行機で出発して、現地に着いた時の気温のギャップがあったので、正直その点には驚きました。

この地球という星では、場所を移動するだけでこんなにも気温が変わってしまうものなのかと、生まれてこの方、日本から出た事の無かった私は直感的にそう思いました。
現地に到着した私にとっての最初のミッションは、ステイ先である学校まで無事に移動する事でした。

まずは日本円から、現地の通貨であるペソに変えなければなりません。
セブ島は、フィリピン国に所属する島のひとつなので、フィリピンの通貨であるペソに変換しなければなりません。
ただ生まれてから「円」しか使った事の無かった私にとって、「ペソ」の感覚は新鮮なものでした。
それと同時に少し戸惑いを感じてしまいました。

やはり日本円と同じような感覚では使えないので、ペソにとっての価値感覚がなかなか掴めないところがありました。
「このままペソに慣れる事が出来るのだろうか」という不安を抱えながらも、私のこの先1年間に渡る旅はスタートしたのです。
空港に着いた私が、ステイ先の学校まで移動する際に使った交通手段は、現地のタクシーでした。

日本人にとって移動の際に頻繁にタクシーを利用するという事は、庶民にはあまり馴染みの無い感覚かもしれませんが、セブ島で運行されているタクシーの場合は、その運賃が非常に安い事が特徴です。
現地のタクシーは日本と同様、急に乗り込んで来るお客様のために頻繁に流しのタクシーが走っています。
基本料金は30ペソで、2ペソ単位で、これも日本と同様走った距離によって料金が追加されていきます。

30ペソは日本で言うところの、初乗り料金の事です。
タクシーの運転手さんの中には英語を話す事が苦手な人もいますが、私の場合は地図を指差しする事で何とかステイ先の学校まで送り届けてもらう事が出来ました。


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